業務プロセス監査支援(内部監査、外部監査)


 企業の活動はいくつかの業務プロセスに分けることができます。たとえば、購買管理プロセス、生産管理プロセス、販売管理プロセス、在庫・物流管理プロセス等です(上図参照)。
 これらの業務プロセスには「業務の有効性・効率性の維持向上」、「財務報告の信頼性確保」、「関係する諸法令の順守」、「資産の保全」といった目的達成を阻害するリスクが存在します。これらの潜在するリスクの顕在化を未然に防止したり発見するのが内部統制ですが、この内部統制の整備・運用が適正に行なわれているか否かを確認するのが業務プロセス監査です。
 この監査を米国内部監査人協会(The Institute of Internal Auditors)の「専門職的実施のフレームワーク」に基づいて実施するサービスです。
 内部監査は、組織体の運営に関し価値を付加し、また改善するために行われる、独立にして、客観的なアシュアランス(保証)およびコンサルティング(助言)活動です。保証および助言は経営者に対するものであり、経営者が意図した通りの経営戦略が実践されているかどうか、保証および助言する活動と言い換えても構わないでしょう。
 基本的にはリスクマネジメントに立脚しており、上述の通り重大な潜在的リスクの識別と評価、そのリスクを低減させるコントロール(統制)の整備および運用状況を監査いたします。また、リスクアプローチですので、リスクの高い業務については念入りに、逆に低い業務については簡易な手段で実施する、メリハリの効いた監査を実現します。
 弊社では企業・組織の監査部門スタッフの一員として、あるいは完全に独立した客観的な外部スタッフとして、この監査を実施いたします。