レンタル・モーターホームで行く カナディアンロッキーの旅

3-4. ベッド
私の借りたモーターホームは大人6人が就寝できるだけのベッドが備わっていた。バンクベッドに2人、後部のダブルベッドに2人、ダイネットをベッドに変更することで2人である。しかし、ダイネットは最後までベッドにしなかった。

バンクベッドは布製のマットレスで汗を吸ってくれるので寝心地が良かったが、後部のダブルベッドはビニール製のマットレスであったのであまり気持ち良くない。

ベッドメイキングは非常にやり辛い。袋状のシーツであれば簡単なのであるが、提供されたシーツは一枚ものであった。モーターホームのベッドは三方が壁に囲まれているので、マットレスの下にシーツを折り込む作業スペースがないのである。

当初子供たちはバンクベッドを非常に喜んだが、寝ているうちに下に落ちるかもしれないと脅かしたら、怖がってしまった。奥の方に子供を寝かせ、手前に大人が寝るからと言ったら安心したようである。

このモータホームはかなり大きく重いので、就寝中に誰かが寝返りを打ってもたいして揺れたりしないだろうと思ったら、やはり揺れる。特にバンクベッドでその揺れを大きく感じる。スタビライザは残念ながら標準装備されていなかった。しかし、感じ方に個人差があるであろうが、我慢できないほどではなく、眠りが浅い時に起こされる程度である。なお、子供の寝返りの影響はほとんど感じなかったが、隣に寝る場合、その寝相の影響は計り知れないものがある。