4-7. 番外(旅行中のトラブル)
今回の旅行に限らず、今までの海外旅行中、私は様々な航空機関連のトラブルに出会った。おそらく一般の人よりも多くのトラブルに会っていると感じる。ここにそれらのトラブルのいくつかを読者の皆さんにご紹介しておこう。しかし、読者の皆さんはトラブルに会うことを心配して、尻込みする必要はない。旅行の機会が多ければ、トラブルの機会も増えてくるという当然のことに過ぎない。こういうこともあり得るのだということを頭の片隅に入れておいて、いざというときの参考にしていただければ幸いである。
(1) エンジントラブルによるフライトキャンセル
空港の場内アナウンスで知ったが、なかなか完全には聞き取れなかった。やむなく隣にいた現地の方に事情を尋ねたら、代わりのフライトを予約し、すでに預けているスーツケースをチェックインし直さなければならないことが分かった。新たなフライトでは家族4人がまとまって座れず、息子と私が単独で離れて座らなければならなかった。息子は一応私の見渡せる範囲に座ることができたが、フライトの間我慢して一人でおとなしく座ってくれていて助かった。息子の隣は外国人の若いカップルで、その女性が何か息子に話しかけてくれていたようであった。
(2) 天候不順によるフライト遅延
目的地の空港周辺に雷雲が発生し、フライトできなくなってしまった。この時は空港に知人が迎えに来てくれることになっていたので、連絡しなくてはならない。自宅に電話したがあいにくすでに出た後のようであり、電話に出てこない。やむなく空港に電話して場内アナウンスで呼び出してもらうことにした。このような連絡を英語でしなければならないと思うと、結構プレッシャーを感じる。しかし、どうにかなるものである。
(3) 航空機座席のダブルブッキング
空港のチェックインカウンターで座席を指定してもらったが、飛行機に乗り込むと私の座るはずの座席にすでに初老の夫婦が座っている。彼らのボーディング・パスを見せてもらうと私と全く同じ座席番号が書かれているではないか。私は飛行機の最後部に行かされ、最後の乗客が乗り込んでくるまで立ったまま待たされた。幸いなことに座席番号は重複していたものの、座席数分の乗客しか乗り込んでこなかったので、空いている座席に最後に座ることができた。この時、私はスチュワーデスにボーディング・パスと一緒に荷物タグも手渡したと勘違いしてしまい、そのタグが見つからず、一旦飛行機から降りて、係員と一緒に荷物タグを探しに歩く羽目になった。飛行機に戻ったら、幸いワイフが航空券を入れておく紙袋にホッチキス止めされたタグを見つけていてくれたので、フライトを5分程度遅らせるだけで済んだ。トラブルと勘違いが複合してしまった最悪のケースであった。
(4) チェックインカウンタ預け入れの荷物の行方不明
私はカウンタ預け入れの荷物を受け取れないトラブルを経験したことがある。この時は、スーツケースの特徴(大きさ、色、メーカー等)、乗り継ぎ便、今後の宿泊予定のホテルを聞かれ、下着・洗面道具等の身の回り品を買うために100ドル程度の費用は航空会社が負担してくれた(レシートが必要)。預け入れ荷物の追跡システムがあり、これを使って荷物は無事見つかり、航空会社の手配で入国3日後に滞在中のホテルに届けられた。
航空機関連のトラブルを私は難なく解決していると読者の方は思われるだろうが、私の英語の聞き取りや話す能力はまだまだ不十分であり、ただまわりの人間にずうずうしく聞きまくっているだけなのである。