3-13. 燃料補給のセルフサービス
北米のガソリンスタンドにはフルサービスのものとセルフサービスのものがある(写真3-27)。フルサービスのガソリンスタンドでは「Fill it up, please」とひとこと言えば済むが、セルフサービスではそうはいかない。日本ではこのセルフサービス式のガソリンスタンドにお目にかかったことがないので、多くの方は自分でガソリンを入れた経験がないと思う。しかし、操作方法は簡単である。
まず、機械からホースを外したらリセットしなければならない。これをしないと先客が入れた燃料代金まで支払わなければならない羽目になる。機械のメーターの上段は料金であり、下段はタンクに入った燃料の量である(写真3-28)。これを確かめて、自分で料金を払いに事務所に行くだけである。
普段日本で国産乗用車に乗っている私にとって、モーターホームの燃料タンクは化け物だ。最初に燃料を補給したスタンドでメーターが100リッターを超えても入り続けるのを見て、タンクかメータが壊れているのではないかと感じてしまった。結局150リッターを越えたところで止まった。
日本でレンタカーを借りる場合、燃料タンク満タンの状態で借りて、満タン返しが一般的であると思うが、カナダの場合は違った。借り出した時の燃料タンクのメーターはほぼ1/4のところを指しており、書類にもその状態で返却するように書かれている。結果として返却時は3/4ぐらいのところをメーターは指していた。満タンの状態で返却するのは容易であるが、一定の中途半端な状態で返せというのは難しい。結果として借りた時より多くの燃料を残した状態で返却することが多くなるであろう。レンタル会社の巧妙な営業政策と感じてしまった。