3-5. ギャレー
ギャレー設備としては、3口のガスレンジ、ガスオーブン、電子レンジ、2ドアー冷凍冷蔵庫、コーヒーメーカー、換気扇、ダブルシンクが装備されていた。
3口のガスレンジは奥に2つ、手前に1つのガス口があり、手前のガス口はほかのガス口に比べ火力が強い。このガス口を使う場合は、火をつける前に鍋等をのせて上部の換気扇を焦がさないようにと、モーターホームの借り出し時の説明で注意された。換気扇の上に電子レンジが装備されているので、レンジと換気扇との間隔が確かに狭い。注意されなければ私も焦がしてしまっていたかもしれない。
ガスオーブンは冷凍のピザを温めるのに一度利用したが、自宅で使っているものと若干火力が異なる程度で、問題なく利用できる。
冷凍食品を良く利用したので、電子レンジは頻繁にお世話になった。これも一般のものと全く変わらない。冷凍食品の外箱には電子レンジによる温め方が書いてあるが、この通りの設定時間で問題なかった。ただし、外部電源が接続されているか、発電機が動いているときしか利用できない。
冷蔵庫は2ドアータイプの冷凍冷蔵庫である。この冷蔵庫はガスでも電気でも利用でき、アイスクリームでも溶けないほど良く冷えた。走行中はガスを利用し、キャンプ場では電気をフックアップした後、電気に切り替える。家族で2~3日分の食料は十分入れておける容量がある。
ダブルシンクの利用は快適である。温水ボイラーが備えられているので、冷たい思いをすることもない。温水ボイラーは瞬間式ではなく、貯湯式である。走行中はOFF、キャンプ場に到着してからONにしていた。シャワーと兼用であるので、シャワーを利用する場合は温水タンクの残量に気をつけなければならない。
ギャレー上部の天井には温度(煙?)センサーが装備されている。この感度がやたら敏感でレンジで料理するたびに警報音を発する。やむなくセンサーのカバーを外して中の電池を取ってしまった。敏感すぎる安全装置は結局安全装置たりえない。