レンタル・モーターホームで行く カナディアンロッキーの旅

3-14. プロパンガスの補給
私の借りたモーターホームのプロパンボンベは横型の結構大きなものであった。容量ははっきりわからない。借り出すときに4人家族が9日間毎日3食を作り、シャワーを浴びても補給の必要はないか聞いたら、途中で補給が必要であろうということであった。

このプロパンガスタンクも借り出した時は満タンではなく、3/4程度の残量であった。カナダでプロパンを補給できるところはまずガソリンスタンドである。多くのガソリンスタンドでプロパンの標識を見た(写真3-27、3-29)。キャンプ場でも補給できるところが結構ある。したがって、プロパンの補給に関しては心配はいらない。

では実際はどの程度の消費量であったのかというと、プロパンの補給を全くせず、モーターホームの返却時にはまだ半分くらい残っていた。モーターホーム内のシャワーは狭いのであまり快適ではなく、そもそも汗をそれほどかかなかったので、必要性もあまり感じなかった。キャンプ場のシャワーやジャグジーを利用した方がはるかに快適である。また、食事もあまり凝ったものは作らなかった。冷凍冷蔵庫と電子レンジが備えつけられていたので、冷凍食品をよく利用した。また、レストランもよく利用した。4人家族でかなり贅沢に食事をしても日本円で1万円を超えることはほとんどなかった。当時のカナダドルのレートは62円程度である。なぜ、このような食事を選んだかというと、食料品の買い出しと調理の時間がもったいなかったこと、ワイフのバケーションという意味が薄れること(やはり上げ膳据え膳がいいそうである)、食事代が日本に比べて格安であることが大きな理由である。

以上のように私はプロパンの補給をしていない。したがって、プロパンの具体的な補給方法は経験できなかった。